「できない」の自己暗示。やりたいことはやっちゃおうよ
最近、かなり古いオンラインゲームをプレイしています。
私が中学生時代から続いているゲームで、当時あまり友人が多くなかった私は、そのオンラインゲームにひたすらハマっていました。
今でこそスマホがあって、みんなと繋がれる時代ですが、当時はインターネット繋いでいない家庭も珍しくなかった。
だから「オンラインゲーム」っていうと、本当に目もくらむような感動があるものだったのです。
学校を親に内緒でサボり、昼間からオンラインゲームでゲーム内の友達とひたすら敵を倒す日々。
私はこのときのことを、「無駄じゃなかった」って思ってます。
というのも、大人になるにつれてゲームをしているたびに、
「こんなことやっていて意味があるのだろうか?」と思うようになったからです。
若いときはあんなに無心で楽しめたのにね。睡眠時間を削ってでもやりたかったし、高校生になっても続けていて、バイト中でも「帰ったらやるぞ♪そのために今日バイト頑張るんだ」みたいな気持ちがありました。
ゲーム内で友達と過ごしたあの日々は、大人になってふと「青春だったな」って感じるんです。
できないの自己暗示
そしてふと最近そのゲームのことが気になり、またやってみたいなって思うこともあり。
けれども、自分の中で「いや、でも敷居高いよね」って感じていて、半年くらいは「やりたいけど、いつかね」みたいに保留のままでした。
- Macbook使いなので、boot campというツールを使ってウィンドウズをインストールしなくちゃいけない(なんかめんどくさそう)
- 月額料金がかかるし、追加コンテンツの購入にもいくらかかるか分からない
- 昔使っていたIDやパスワードを思い出せないから問い合わせしないといけないメンドクササあり
- もしプレイできたとしても、これからゲームにそんなたくさんの時間をかけて意味があるのだろうか?
とまぁ、こんな感じで、プレイしたいけど迷う。という葛藤だらけでした。
けれどある日、思い立ってboot campツールを起動し、ウィンドウズをインストールしてみたのです。
このとき、ゲームをやるまでは考えてはいなかったのですが。
しかし、いざ無事にウィンドウズのインストールが終わると、そのゲームをインストールまでやっていました。
そしてそして、昔使っていたIDやパスワードも問い合わせすると、親切丁寧に対応してもらえ、無事に取得!
いざ、ログイン…!うわぁ、懐かしい(涙が出る)
やっぱりプレイしてみて良かったなぁ。
思うに、私が「できない」と思っていたことって全部、自己暗示だったんだ。
面倒くさいからとか、お金かかるとか、時間の無駄だとか、そういう理由を盾にして、やらない理由を作っていただけなんだ。
やりたいことはやっちゃおうよ。
でも確かに、大人になるにつれて、ゲームとか娯楽とか、「こんなことしてていいのだろうか?」っていう焦りがあるんだよね。
人生を向上させるもの(例えば資格取得や勉強、お金稼ぎなど)だけを、しなくちゃいけないって思いこんでいて、人生向上に意味をなさないものは、やること自体が無駄。
そんなふうに思ってしまうのです。
でも、ここであえて声を大にして言おう。
やりたいことはやっちゃおうよ!!!です。
だって、考えてみたら、そのゲームをこの先10年間毎日12時間とかプレイするはずがないのです。
そういう多大な時間を当ててしまうのは確かに無駄だと感じるのかもしれませんが、ゲームや娯楽なんて、飽きる時間がきっと来るもの。
私が不安に思っていたのは、
- ゲームする時間を向上のために使うべきではなかろうか
- ゲームが楽しすぎて、家事、仕事、人間関係がおろそかになってしまわないだろうか
と、こんなことだったのですが、いくらやり始めのころはハマりすぎて何十時間も一日に費やしたとしても、きっと飽きる日が来るのです。
正直、私は今(バイト休みの日なので)一日に9時間くらい遊んでいますが、それでも2~3時間ぐらいずつに分けて遊んでいます。
その合間の時間に、家事やらをやっています。この歳になると徹夜もできないので、結構規則正しく遊べちゃっています。
お金に関しては、月額料金1,500円と、コントローラーを買ったので2,000円、計3,500円かかってしまいましたが、それでも当時楽しんでいたゲームを遊べるなんて、安いくらいだと思っています。
ちなみにオンラインゲームなので、サービス終了するとサーバーが落ちるため、一生遊べなくなります。
いつやるの?今でしょ
私はずっと、やりたいことをリストにため込むタイプで、「いつかやる」と、それが口癖みたいなものでした。
そのために、
- 今はお金がないから
- 今は時間がないから
- 今は心に準備ができていないから
といったような理由づくり(自己暗示)ばかり並べていました。
けれども、なんだかそんな自分に違和感が。だから、「とりあえずやってみてから決める」という仮行動をして、一歩前に進んでみました。
結果的にこれがすごくよかったです。
だって、このままの自分だと、きっと「お金、時間、心の余裕」とかそういったものが仮にそろったとしても、「やらないだろうな」って思っちゃったからなんです。
人間って不思議なものなんですよね。
やるための条件は自己暗示にしかすぎなくて、やるための絶対条件ではないんです。
人間やりたいことをやるために必要なのは、「やってみる」というものだけです。
さ、今日もこれからゲームを楽しもう!
今、自分が一番やりたいことをやってみよう。
損得じゃなく、インスピレーションも大事にしよう。
そして、「仮行動」。「とりあえずやってみよう」。