KUBOHIROOM

自己探求をしていこう

「一生このままの人生なのかな」→そんなことないよっていうお話

最近バイトを始めて、多忙の日々が続いてました。

仕事にも慣れてくると、期待されることも増えてきて、その分、嫌なことも増える。

特に、上の人は「モラハラ気味な人」だなって気づいてしまってからは、さらに居心地が悪くなって、休みの日もバイトのことで悩むことが増えた。

「気軽にさっくりとやろう」って決めて挑戦したはずのバイトなのに、気がつくと休日もずっとバイトのこと(主に人間関係)で悩んでしまって…

なんだか、お先真っ暗になっていっている気がしていたんです。

 

 

一生このままの人生なのか?

そう思うと、本当につらい。

せっかくの休日も、ず〜っと頭の中で、モラハラ上司の発言が気にかかって、

「次もこう言われたらどうしよう」「あぁ言われたらどうしよう」ということで悩んでしまう。

  • この先ずっとこのバイトをやっていくのだから
  • 人間関係を良くしなきゃいけない・みんなと仲良くしなきゃいけない
  • モラハラ上司にどうやって対抗していくか考えなくちゃならない

と、だからつらい。こんな感じの苦しみがありました。

 

ちょっと待てよ。そんなことないのでは?

色々とモヤモヤをノートに書き出していると、「ちょっと待てよ。」と。突然のキムタク。

この思い込みって、誰が決めた?自分で決めたことなんじゃない?

と、思いまして。

別に、

  • 一生このバイトっていうのはありえないよね?
  • シフトは全部OKにしなくたっていいわけだよね?
  • みんなと仲良くなる必要なんてないよね?
  • モラハラ上司を理解する必要なんてないよね?

と、冷静になって考えてみると、こういった考えが湧いてきました。

休みの日、夕方になってようやく、です。

きっと、家事やらをやっているうちに、頭の中から「バイト」のことが抜けてきて、リフレッシュしてきたのでしょう。

頭の中がリフレッシュして健全化してくると、正常なアイデアも湧くものです。

 

視野がとてもとても狭くなっていることに気づく

思い返せばこの1ヶ月、バイトを中心に生活スタイルを合わせてきました。

バイトを始めたのですから、慣れるまでは仕方のないこと。

だからこそ、思考でさえも「バイト中心」になってしまっていると、気がつくことはできませんでした。

 

バイトの人間と関わるたびに、「もっと仲良くしなくちゃ」と思いこみ、

モラハラ上司から小言をチクチク言われるたびに、「もっと小言を言われないようにしっかりしなきゃ」と思ったり、

「期待に答えられる人材にならなきゃ」という思い込みから、シフトを「全部デレマス!」と、決めてしまったり…。

 

今思えば、全然そんなことないです。

つまり、

  • 一生このバイトを続けていくわけではない
  • シフト全部入れなくてもいい。Wワークしたっていいんだし
  • バイト仲間と仲良くなる必要は全くない。仕事は仕事なんだし
  • モラハラ上司のチクチク小言は回避不可能。だから、「ハイハイ」って聞いとくだけで、自分が頑張ってなにかを改善させる必要は全くなし

ここまで、自分で気がつくことができた。

しかし一体、なぜここまで自分を追い詰めて「◯◯べき」というふうに、考え込んでいたのだろうか?

 

もっと別の世界観(柱や軸)を持つべきだ

ふと考えたんだけれど、この状況って、

「仕事しかしてこなかった人が、定年退職をした途端にやることがなくなり、生きる意味を失う」というものに似ている気がしたのです。

 

例えば他にも、

専業主婦で、子供のことしか頭にないお母さんが、息子(娘)に依存してうざがられてしまう、みたいな例もあります。

子供にばかり目が向いていると、その子供が自分の思う通りに動いてくれなかったとき、子供に怒ったりしますよね。これって、共依存の一歩手前になってしまう。

 

要するに、

生きがいや、目を向けるものが、ひとつしかない。だから、そのひとつの世界にトラブルがあると、すごくすごく落ち込んでしまい、不安定になっていくのです。

 

仕事が苦痛で自ら命を断ってしまうニュースも過去に見かけましたが、

今回の私のように、シフト入りまくりで休み(頭をリフレッシュさせる時間)が取れなかったり、「バイト中心」となっていたように、「これしかないんだ!」という固定概念のせい。そういうことと、似ているのだと思う。

 

だから、休めるときは休む。

そして、「仕事だけじゃない」「子供だけじゃない」「家庭だけじゃない」

といった、「それだけじゃないのよ私は」っていうなにかを、他にもたくさん作っておくことが重要なんだよ。

 

他の世界。軸。柱。

 

例えば、趣味。私の場合は、

バイト仲間とは全く関わりのないような、新しい趣味を探して作ってみる。そこで新しい仲間作りをしていく。

もちろん、一人でやる趣味を増やすのもいい。

それから、パートナーがいる人は、改めてパートナーとのコミュニケーションをしっかりと取ってみる。

夫(妻)以外、母(父)、兄弟以外、気の知れた友人以外などでも、コミュニケーションを取れる機会を作っておく。

 

お仕事の場合、正社員の人は、副業などでリスク分散するのもいいし、フリーターだったら、Wワークしてもいい。

 

つまり、仕事、プライベート、人間関係、すべてにおいて、リスク分散をする。

たくさんの世界観、柱、軸を持っておく。

 

他に依存先をたくさん作る

っていう解釈でいいかもしれない。

 

「このバイトしかない」「このバイト仲間しかいない」って思ってしまうと、途端に臆病になってしまう。

上手くやらなきゃ、嫌われないようにしなきゃ、っていう、「◯◯べき論」に縛られてしまう。

 

世界はひとつだけじゃない

今からでも全然遅くはないよ!

自分にとって、やりたいこと、したかったことって何だろう?改めて書き出してみるのもいいかもしれない。

 

自分の色々な、好きな世界をたくさん積み上げていって、それぞれを依存先としてみましょう。

自分の柱をいっぱい立てていく。もしそのうちの1本が倒れちゃったとしても、他にも柱がたくさんあれば、きっとやり直せる!!

 

kubohiroom.com

 

 

***

そういう意味では、私は、このブログを通じてオンラインサロン的なものを作っていきたいなぁと思っています。

いつか叶えられたらいいな。