KUBOHIROOM

自己探求をしていこう

【ミニマリスト】手放して問題なかったもの(家電編)

「ミニマリスト」という言葉に出会ってから10年が経とうとしています。

 

ミニマリストというと、とにかく最低限のもので暮らすっていうものが正しい概念な気がしますが、

  • 文字通り、「ミニマリスト」というものを目指したいのか?
  • それとも、心地よく暮らしたいだけなのか?

というところを追求していくと、私の場合は後者でした。

とにかく物を削れるだけ削って、それこそ修行僧のように過ごす…ということは、私には到底無理だったため、今は「心地よさ」を目指して、物を取り入れていっています。

 

心地いいは人それぞれ。好き嫌いも人それぞれ。

 

ってことで、今回は私が手放して良かった(ナチュラルに、必要なかった)と思ったものを書いていきます。

ちなみに、下記の記事にも書いていますが、稲垣えみ子さんという方の本に感化され、「買わなくても良かった」という喜びのもと、結果的に物が少なく過ごせています。

 

kubohiroom.com

 

 

家電製品のアレコレ

なんちゃってミニマリストを目指していたころは、Apple信者でもあったし、とにかく家電製品が大好きだった。

ミニマリスト=効率化。っていうのよく聞きますよね。

確かに、分からなくもないけれど、私には必要なかった。手放したものは下記↓

  • ハイスペックのMacbook
  • スマートホーム
  • テレビ
  • Switch Botの温湿度計(アプリも)
  • 炊飯器
  • トースター

ハイスペックのMacbook

私がパソコンでやりたいことは、2017年モデルのMacbookでも余裕でできる(ブログとYoutube見るくらい)だったため、なんだか急にもったいなく感じ、買取サービスに出して、中古のMacbook2017年モデルにスペックダウンしました。

正直、今でもなんら問題なく使えてます!

(むしろM1チップはboot campが使えなくて不便だった)

あとiPadとApple pencilも手放しました。主にYoutube、読書、手書きメモで使ってましたが、PCとiPhoneで事足りてしまう。

それに、ノートとペンは100均の物を今は使っています。ほんとに、これでも十分ですし、目も疲れない。iPadのように充電もしなくていい。

「iPadとApple pencilじゃなきゃやだ~!」「2,000円くらいするお高いノートじゃないとやだ~!」と言っていた過去の自分を軽蔑していますw

 

スマートホーム/ Switch Botの温湿度計

声をかけると家電を起動してくれるアレコレです。

正直、自分の手で起動させたほうが楽だったり、安心感も違います。

  • 声で操作するほどの労力なのか?
  • コンセントも消費するし、電力もかかる
  • ネットワークエラーなどがあったときにめんどくさい

…といったものも、これらを手放すことで見事に解消!むしろ、「なんで今までこんな物を使っていたんだろう?」という疑問すらわくほど。(愛用している方ごめんなさい)

わざわざ電気代までかけて、操作しなくちゃならない家電が我が家にはなかったのです。

それとともにSwitch Botの温湿度計も手放し、アプリも消してすっきり。

温湿度計はアナログがやっぱり最強です。

こういったIoT(ネットワーク)家電は、一見「便利だよ」というように見せかけて、生活をより複雑にしているのでは?と感じます。

Switch Botの温湿度計を取り入れたときは、他の家電もすべてスマート化したくなりました。例えば玄関のドア(鍵)とか、リビングの照明とかです。

でも、そういった欲ってキリがないなと思ったし、そのたびに接続やらエラーやらメンテナンスの手間も増え、コンセントも埋まったり、電力もかかる。

「手でやる」「アナログでやる」。よっぽどのことでない限りは、(例えば赤ちゃんやペットがいて心配や多忙、など)そのほうがいいと思いました。

 

テレビ(49インチ)

テレビは約1年前に手放したもの。これは結構悩んだのですが、やっぱりなくて正解。

そもそもテレビ番組をほとんど見なく、VODサービスばかりの閲覧でしたが、それならPCで見ればいいじゃんと思っても、やっぱり49インチの迫力は捨てがたいもの。

あとニンテンドースイッチのゲームも繋いだりしてやってました。

ただ、一番の結論は、「いくら大迫力とはいえ、やっぱりパソコンでちゃちゃっと開いてみたほうが早いし楽ちん」ということから、テレビは手放しました。

今ではVODサービスも削りに削り、あまり見ないように心がけています。

おかげさまで、テレビ本体の掃除をする手間も減り、コンセントも1つや2や、空き、すっきりしています。

ちなみにメルカリで送料・梱包代込みの値段で売ったため、運送の方が引き取りに来てくれてすべてやってくれ、ちょっとしたお小遣いになりました。

 

炊飯器・トースター

炊飯器が壊れてから、なんとなくナチュラルな生活にハマっていたため、HARIOの炊飯鍋を購入し、それで炊いていました。

けれども、「普通の鍋でもいいんじゃない?」と思ってからは、HARIOはメルカリ行き。今はどうでもいい鍋でぱぱっと炊いています。

浸水1時間以上、ふきこぼれたら弱火で15分ほどし、15分ほど蒸らして食べています。なんら問題ない普通のごはんです。

これを機にトースターも手放しました。こちらの理由は、単純に「トーストしかできない機能」というためだけに、キッチンに置いておくにしては邪魔だなって思っていたため。

今はガスコンロの魚焼きグリルで食パンやお惣菜をグリルしています。正直、直火なので、トースターよりおいしく仕上がっています。

デメリットとしては、トースターみたいにタイマーがないため、気づいたら黒焦げの食パンが焼きあがっていることがたまにあることです。(目を離さなければ問題なし)

 

過剰な家電製品はいらない。むしろ不便にしてくるもの

過去にたくさんの家電製品を所持し、「家電製品を使いこなしてこそ人類!効率化こそ正義!」と思っていた私が、家電製品を手放してみて感じたこと。

それは、「過剰な家電製品はむしろ生活を不便にするもの」ということです。

 

家電製品は確かに便利なものもありますが、

  • まず買う費用が高い
  • ネット接続やエラーの対処
  • 壊れたときの絶望感
  • コンセントが埋まるし、コードも邪魔
  • 電気代がかかる

というデメリットに加えて、「使いこなさなくちゃ」というプレッシャーがわいてくるものです。

だって、高いお金をかけて買ったのなら、使わないと損ですからね。

気にしない人はいいのですが、私の場合はそういった家電製品に囲まれて暮らしていると、常にその家電製品を使ったり、メンテナンスしたり、というものが頭の中に入ってきてしまい、雑音になっていました。

実際にそれらがなくなったときの解放感といったら、言い表せないほど良いものでしたよ。

 

ちなみに書かなかったですが、他にもVR(バーチャルリアリティーの装置)やら、加湿器、電気調理なべ(ヘルシオ)、なども持ってましたが手放してます。

 

今ある家電製品

今使っている家電製品は、

  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • クーラー
  • ドラム式洗濯機
  • 除湿器
  • 布団乾燥機
  • ガスファンヒーター
  • 扇風機(サーキュレーター)
  • Macbook12インチ
  • ※ロボット掃除機

電気を使うものといえば、これだけです。

これらは生活にないと命にかかわったり、ちょっと生活の質が落ちすぎるな、っていうものたちです。

ちなみに、我が家はUR団地住まいのため、除湿器は必須。

ドラム式洗濯機は乾燥機能は高いし時間がかかるため一切使用しなくなり、部屋干し+サーキュレーターで一年中快適にお洗濯ができてます!

布団乾燥機はダニパンチと、保温、両方を兼ね備えていて手放せません。

 

ロボット掃除機ですが、これは買ったものではなく実家から譲り受けたものになります。

その前まではダイソン、もしくはほうきと塵取り、雑巾で掃除していましたが、床拭き機能のついたロボット掃除機がこれまた便利で、壊れるまで使う予定ですが、自分で買うか?と言われたら買わないでしょう。

基本はダイソンか、普段こまめに、ほうき+塵取りが快適です。

 

買っても使わない、使いこなせない家電製品

↑にも書いたロボット掃除機のことですが、実家から譲り受けたのですが、

実家は家電製品をたくさん買っては使わずに…ってことを繰り返しています。

両親ともまだ現役の共働きですが、あんなにあくせく働いて稼いだお金を、ストレスなのか家電製品をバーッと買ってきては、買っただけで満足し、使わなくてお蔵入り…そんなことを繰り返しています。

 

確かにその便利な家電製品そのものだけを見ると、便利だからほしいと思ってしまうのですが、いざ生活に取り入れてみると、使うのが面倒だったりで結局使わないっていうことがあると思います。

 

そういった家電に頼らずに、自分の手でやろうとする。それが結果的に楽だったりするし、お金も減らない。だから焦って稼ごうとも思わなくなる。そんな感じに、人生がいい方向へまわっていきます。

なんでもかんでも、家電製品(文明の利器)で解決しようとしたり頼ろうとすると、手間もかかってめんどくさくなり、お金もかかり、そして何より、頭の中がパンクしそうになってしまう。

使わなくちゃ、メンテしなくちゃ、買い替えなきゃ。さらにいやなのが、「これってもっと便利になるのではないか?」という欲望。

人間の「もっと、もっと」はキリがない。終わりなし。だから、新しい家電製品が出るたびに、これ取り入れたらどうだろうか?もっといいものがあるのではないか?なんて考えていたら、時間も労力も無駄になってしまうと思う。

 

基本は自分の手でやりきる。

これが一番おすすめの方法です。

もし、迷っている人がいたら下記の本がおすすめです。私はこれを読んで、そういった欲を手放すことができ、家電製品のために嫌な時間も労力もお金もかけなくなりましたから。

 

 

物に使われない。そういう意味では、今の自分は本当にフリー(自由)な状態♪